【完結済み】おすすめ漫画ランキング

【完結済み】おすすめ漫画ランキング!男性も女性も虜にする最強の“不良・ヤンキー漫画”名作5選

第1位 ろくでなしBLUES


参照:ろくでなしBLUES コミックス1巻 著者:森田まさのり 出版社:集英社

最強の不良・ヤンキー漫画 ランキング第1位は、『ろくでなしBLUES』をご紹介!!
森田まさのり先生による「週刊少年ジャンプ(集英社)」にて1988年から1997年まで連載され「ジャンプ黄金期」を支えた最強の不良・ヤンキー漫画!コミックス版は全42巻の大作となっております。
この不良・ヤンキー漫画というのは世代が大きく影響するかなと思うのですが、管理人世代のドンピシャはこの『ろくでなしBLUES』で決まりです。
東京は吉祥寺にある帝拳高校を中心としたいわゆる不良学園モノで、ギャグを所々にちりばめた短編と、他校の強敵とのバトルがメインの長編ストーリーの組み合わせによって構成されています。
また登場人物や高校名は、実際のボクサーやボクシングジムが由来となっていることが多く、「ボクシング」というのも重要なテーマの一つとなっている本作。
その後の不良・ヤンキー漫画への影響も大きく、その圧倒的な画力で興奮すること間違いなし!

超ざっくりなあらすじ


ろくでなしBLUES コミックス37巻(集英社)より引用

東京・吉祥寺にある帝拳高校に入学してきた前田太尊。持ち前の腕っぷしの強さと男気で、当時帝拳高校内で巻き起こっていたボクシング部と応援団の熾烈な争いを収めたことで、誰もが認める番長となった(本人は認めていない)。
そんな太尊を中心とした帝拳高校でのドタバタ劇と、他校の強敵との激烈バトルが繰り広げられていく。

主要な登場人物

前田 太尊(まえだ たいそん)

ろくでなしBLUES コミックス35巻(集英社)より引用

高校:帝拳高校(吉祥寺)
本作の主人公。「東京四天王」の一人。
喧嘩の強さと男気で帝拳高校の実質的な番長となるも、本人はそういう類の地位には全く興味を持っていない。怒るとろれつが回らなくなり、さらに完全にキレると関西弁になる。大阪出身で実家はお寺。
将来の夢はボクシングで世界6階級制覇すること。得意技はアッパーカット、スクリューフック、ライトクロスなどのボクシング技。その一方でバックドロップやローリングソバット、垂直落下式ブレーンバスターなどのプロレス技も得意としている。
凄まじいほど単純な性格で、感動的な話にはとことん弱く涙もろい。エロネタになると赤面したあげく気絶するなど非常に純情。千秋とはお互いに想い会う仲だが、一向に進展する気配はない。

七瀬千秋(ななせ ちあき)


ろくでなしBLUES コミックス21巻(集英社)より引用

本作のヒロインで太尊の同級生。優しい性格で色々な人から慕われている。初登場時の髪型はポニーテールだったが、自身の髪が質となった闘争で、太尊を助けるために自ら断髪。太尊とは両思いだが、互いに奥手なため関係がなかなか進展しない。
中学校時代に、後に浅草の笹崎高校に進学する薬師寺と交流があった。

中田 小平次 (なかた こへいじ)

ろくでなしBLUES コミックス15巻(集英社)より引用

高校:帝拳高校(吉祥寺)
自称帝拳高校の番長で小平次軍団総帥。太尊のライバルを自称し、千秋に一方的に片思いしているが、太尊からも千秋からもほとんど相手にされていない。
太尊を陥れるために何かと悪だくみを企てては成敗され、ずり下ろされたパンツ一丁の姿で校庭に放置される「パンツずり下ろしの刑」をよく受けており、他校との長編バトルシリーズの締めとして小兵二のギャグで終わるのは定番となっている。

大場 浩人 (おおば ひろと)

ろくでなしBLUES コミックス17巻(集英社)より引用

高校:帝拳高校(吉祥寺)
太尊たちが3年時の時の1年生。太尊を「殿」と仰ぎ尊敬している一方、同年最強の海老原とは折り合いが悪い。怯えると高い場所に上るクセがある。
ケンカっ早く強気な行動に走りがちだが、実力は武闘派の中では弱いほうで自身が重傷を負うことも多い。
名前の由来は大場政夫とTHE BLUE HEARTS(当時)の甲本ヒロトで、外見のモデルもTHE BLUE HEARTS時代の甲本本人がモチーフ。

海老原 昌利(えびはら まさとし) 通称:マーシー

ろくでなしBLUES コミックス41巻(集英社)より引用

高校:帝拳高校(吉祥寺)
太尊たちが3年時の時の1年生で、入学と同時に太尊にタイマン勝負を挑み追い詰めたほどの実力で、同学年で最強の男。
中学時代に不良グループの頭にタイマンを挑むが、大勢で袋叩きにされた挙句、カッターナイフで額に傷を付けられ、その額の傷痕を隠すために常にバンダナを巻いている。

島袋 大 (しまぶくろ ひろし)

ろくでなしBLUES コミックス39巻(集英社)より引用

高校:米倉商業高等学校
米倉商業高等学校の頭。柔道部のエースだったことから、喧嘩の際に柔道技を駆使する。
基本的には困っている人を見過ごせない性格で、卑怯な事を嫌い体を張って後輩を守る熱い男。
太尊とはしょっちゅう喧嘩する仲だが、実際には認めている部分も多く、いざという時は互いに助け合う戦友でもあり、吉祥寺に於いては太尊と対等に接する数少ない存在。

鬼塚(おにづか)

ろくでなしBLUES コミックス34巻(集英社)より引用

高校:楽翠学園(渋谷)
渋谷楽翠学園の頭で、「東京四天王」の一人。
ランチコートがトレードマーク。学年は太尊たちと同じだが、中学の時に留年しており年は一つ上。
太尊とのバトル時にはアゴを割られても吐血せず血を飲み込んで隠すほど強靭な精神力を持つ。登場時は悪辣で冷酷非情な男であり、仲間を力と恐怖で支配する道具としか見ていなかった。しかし、吉祥寺の面々との抗争を経て仲間と心を通い合わせた真の渋谷のリーダーに成長する。

薬師寺(やくしじ)


ろくでなしBLUES コミックス19巻(集英社)より引用

高校:笹崎高校(浅草)
笹崎高校の頭で「東京四天王の一人」。
太尊同様、無駄な喧嘩を好まず名を上げることにも興味を示さず、仲間を大事にしているので人望は厚い。
空手をベースとした蹴り技を得意とし、太尊のアッパーを凌ぐなど防御技術にも長けている。
かつて吉祥寺に住んでいた時期があり、その頃の同級生である千秋から「ヤッくん」と呼ばれる仲。特に千秋には中学時代に転校してからも想いを寄せており、太尊とは四天王としての宿敵であると同時に千秋を巡る恋敵でもある。

葛西(かさい)


ろくでなしBLUES コミックス26巻(集英社)より引用

高校:正道館高校(池袋)
正道館高校の頭で、「東京四天王」の一人。
正道館入学直後に当時の番長に挑むもバットで不意打ちを受けアバラを折られ敗北、仲間からの信望を失い見捨てられた。仲間を失ったトラウマから強さを示すことでしか仲間の信頼を得られないと考えており、強い人間を倒し続けることに執着する。
自分が最強であることを示すために四天王制覇を狙い、鬼塚、薬師寺、さらには太尊をも撃破する。

辰吉 保栄 (たつよし やすえい)


ろくでなしBLUES コミックス33巻(集英社)より引用

高校:極東高校(大阪)
極東高校の頭で、太尊の大阪時代のライバル。テコンドーの達人で、ヤクザ風の男2人に絡まれるも、辰吉の顔を見ただけで逃げ出すほど恐れられている。ケンカの腕もさることながら1度やられたら地獄の底から這い上がってでも20倍にして返すという執念と凶暴性の持ち主だが、一方で筋道と義理を重んじる硬派な面も持ち合わせている。

川島清志郎(かわしま きよしろう)


ろくでなしBLUES コミックス33巻(集英社)より引用

高校:極東高校(大阪)
辰吉と同学年で、兄が暴力団の鉄砲玉として使い捨てられ、兄を切り捨てた兄貴分に対する傷害事件で少年院に入っていた。極東高校に復学し、即座に辰吉を倒して極東高校の頭となる。同級生を組織し、兄を殺した暴力団への復讐を企てる。10円玉を片手指だけで曲げるなど高校生とは思えない肉体と超人的な身体能力を持つ。
後に東京四天王対大阪の全面抗争を引き起こす。

白井隆人(しらい たかと) 通称:サリー

ろくでなしBLUES コミックス41巻(集英社)より引用

高校:横浜進光工業高校(横浜)
ボクシングプロテスト時の太尊の相手だった男。人当たり良く振舞っているが、実は気に入らない相手には徹底的に暴行を加え、その結果死んでしまったとしてもなんとも思わない凶暴な性格。
人を殺してもリングの上の試合中であれば罪に問われないという理由からボクシングの道に進む。知略にも優れ、千秋を拉致し、綿密に練られた作戦で太尊を陥れようと画策する。

原田成吉(はらだ せいきち)


ろくでなしBLUES コミックス31巻(集英社)より引用

高校:帝拳高校(吉祥寺)
高校生でありながらプロボクサーとしてデビューした太尊の最大のライバル。
暴走族とのトラブル(藤竹の娘を助けるため)が原因で網膜剥離となってしまい一度は引退するも、手術を受けてプロとして復帰。後に日本チャンピオンとなり、単身アメリカへ武者修行へ行く。
作中、太尊が一度も勝てなかった唯一の相手。

ここが魅力!!

『ろくでなしBLUES』の魅力と言えば、その圧倒的な画力から描かれる白熱の喧嘩シーン!
強敵とのバトルの最後は見開きでドーン!と複数ページに渡って描かれるのが特徴で、何度読んでもそのシーンで胸アツになること間違いありません!

四天王・鬼塚との死闘の決着は・・!

四天王である鬼塚との極限の戦いのクライマックスは、プロレス技を得意とする太尊が放つバックドロップ!
投げる直前の「4歳ぐらいからやりなおして来い」って太尊のセリフも超アツい!

ろくでなしBLUES コミックス16巻(集英社)より引用

ということで、最強の不良・ヤンキー漫画 ランキング1位は、『ろくでなしBLUES』でした。
もしまだ未読の方が若い読者の方がいらっしゃいましたら、ぜひこの機会に読んでみてほしいです!

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