【完結済み】おすすめ漫画ランキング

【完結済み】おすすめ漫画ランキング!男性も女性も虜にする最強の“不良・ヤンキー漫画”名作5選

第2位  ナニワトモアレ


参照:ナニワトモアレ コミックス1巻 著者:南勝久 出版社:講談社

最強の不良・ヤンキー漫画 ランキング第2位は、『ナニワトモアレ』をご紹介!
南勝久先生による「週刊ヤングマガジン(講談社)」にて2000年から2007年まで連載され、さらにそのあと第二部『なにわ友あれ』2014年まで連載された、「環状族」をテーマにした漫画です。単行本は第一部が全28巻、第二部が全31巻。
また現在は同じく週刊ヤングマガジンにて無敵の殺し屋を描く『ザ・ファブル』が超絶賛連載中の南勝久先生、ご自身の体験談をベースに、大阪環状族を題材にした本作は、とにかくリアル
ちなみに「環状族」とは、いわゆる「暴走族」が改造したバイクを駆るのに対し、改造した四輪の車で環状線を走ることからだそう。
現実離れしたキャラや必殺技などは登場せず、「こんな人たち、実際に居そう。。」と思わせることで、没入感MAXになること間違いなし!

超ざっくりなあらすじ


ナニワトモアレ コミックス28巻(講談社)より引用

物語の舞台は、1990年代前半の大阪。ここには「環状族」がいくつものチームとなり大阪環状線を走っていた。仲間たちと冴えない毎日を過ごしていたグッさんは、女にモテるため車の免許を取ることを決意する。
はじめはナンパが目的だったグッさんだったが、先輩のヒロが率いる環状族「トリーズン」に入り、環状族の世界にのめりこんで行く。

主要な登場人物

グッさん


ナニワトモアレ コミックス28巻(講談社)より引用

所属:トリーズン
愛車:日産・シルビアS13前期型Q’s(後にK’sのエンジンに換装)
本作の主人公。ただ女の子にモテたいがために新車のシルビアを購入。環状族が女受けがいいと聞き、シルビアを環状仕様に改造した。やがて先輩であるヒロのチーム「トリーズン」に入り、次第に環状の世界にのめりこんでいく。

マーボ


ナニワトモアレ コミックス21巻(講談社)より引用

所属:トリーズン
愛車:トヨタ・スプリンタートレノ(AE86)→日産・スカイライン(R31 GTS-R)
グッさんの親友。坊主頭で、頭に横一文字のハゲがあるため「貯金箱ハゲ」と言われている。土木作業で培ったパワーで喧嘩は力技で押し切ることが多く、熱くなりやすい性格。はじめは環状族に興味がなかったものの、グッさんとともにトリーズンの集会に参加する中で次第に車の楽しさに目覚めていく。

ヒロ


ナニワトモアレ コミックス1巻(講談社)より引用

所属:トリーズン
愛車:ホンダ・ワンダーシビック
トリーズンの初代会長で、普段は中古車店で店長として働いている。口癖は「環状ナメんなよ」。
顔が広く、他のチームからの信頼も厚い。グッさんにはシルビアの改造の都合をつけたり、走り屋のテクニックを授けたりと、さまざまな面で面倒を見ている。

ゼン


ナニワトモアレ コミックス16巻(講談社)より引用

所属:トリーズン
愛車:ホンダ・ワンダーシビック。
ヒロと同期で、ケンカと祭をこよなく愛し、ベンツマークの入ったツナギがトレードマーク。前世はティラノサウルスと自称する、作中最強の男。
必殺技は張り手で、食らった場所にしばらく手形が残るほど強烈でおよそ1.2発で相手は戦意喪失する。また、敵の攻撃を「めんどくさい」という理由で一切避けない。好物はからあげくんレッドとトマトジュース。

ユキ


ナニワトモアレ コミックス20巻(講談社)より引用

グッさんの彼女。走り屋好きで、気の強い性格の美人。マーボの紹介でグッさんと出会い、付き合い始めた。かつてはナオキと付き合っていた。ナオキと再会し、グッさんとの間で気持ちが揺れ動いていく。

ナオキ


ナニワトモアレ コミックス22巻(講談社)より引用

所属:プラウド
愛車:ホンダ・CR-X
プラウドレーシングの二代目会長。トリーズンとは兄弟チームでありヒロやゼン達とも親交がある。
走りの腕はもちろん、ケンカも強く、後輩からの信頼も厚い。増えすぎた環状族とそれに伴って激化した摘発を危惧して引退を決めた。ユキとはかつて付き合っており、今でも未練のある様子を見せている。

タモツ


ナニワトモアレ コミックス13巻(講談社)より引用

所属:アンペア
愛車:マツダ・RX-7(SA22C)
アンペアの三代目会長。既婚者で、子供ができてからはほとんど引退状態だった。
好き勝手に暴れ回っているタツオとゴウを快く思っておらず、やがて始まるプラウド・トリーズンと、タツオ・ゴウ派のアンペアとの抗争( 1ヶ月戦争)を収めるため、現場に復帰する。幾多の修羅場をくぐっており、喧嘩においては圧倒的な強さを見せる。

カン


ナニワトモアレ コミックス15巻(講談社)より引用

所属:アンペア
愛車:ワンダーシビック
タツオ・ゴウ派とアンペアを二分する派閥のリーダー。プラウドのナオキにはかつて環状で助けられたことがあり、信頼を寄せている。プラウド・トリーズンと手を組み、タツオ・ゴウ派と対決する。
1ヶ月戦争後、タモツの引退にともないアンペアの四代目会長に就く。

タツオ


ナニワトモアレ コミックス15巻(講談社)より引用

所属:アンペア
アンペアの幹部。友人のゴウと一緒にカン一派とアンペアを二分する派閥を率いる。
喧嘩が強く狂暴であり、自分の地元をライオンの縄張りと称して好き勝手に暴れまくっていた。1ヵ月戦争の前に一度ゼンと対峙し成すすべなく敗れたことで、ゼンに執着するようになる。

ゴウ


ナニワトモアレ コミックス12巻(講談社)より引用

所属:アンペア
愛車:AE86レビンの2ドア(後にゼンに奪われる)
アンペアの幹部。ケンカ自慢で、タツオと組んで暴れ回っていた。 1ヵ月戦争の前に一度ゼンと対峙し成すすべなく敗れたことで、タツオとともに復讐を誓う。

テッポー


ナニワトモアレ コミックス21巻(講談社)より引用

所属:元トリーズン
愛車:マツダ・RX-7(FC3S)
ヒロ、ヒゲ、ゼンと一緒にトリーズンを結成したときのメンバー。ゼンの幼馴染でもあり、ゼンと同等の強さを誇る。得意技は手刀。かつてパトカーをサイコロのように転がした「パトカーサイコロ事件」によって少年院に収監されていた。
少年院から出た後、丸くなったヒロらに愛想を尽かし、かつてのイケイケだったトリーズンを取り戻すため対立することになる。

ここが魅力!

『ナニワトモアレ』の魅力といえば、リアルな環状の滑走シーン、リアルなエグい喧嘩シーン、そしてリアルな日常シーンと、冒頭にもお伝えした通り全編通してリアルな空気感を纏っており、実際に起こったドキュメンタリーを見ているような気持にさせてくれます。
そんな1コマを少しだけご紹介!

峠を攻めるグッさん!渋い!


ナニワトモアレ コミックス12巻(講談社)より引用

車の窓ガラスを突き破られたタツオの顔面。。エグイ。。



ナニワトモアレ コミックス16巻(講談社)より引用

喧嘩のあとに居酒屋に訪れたグッさんに店長が!

ナニワトモアレ コミックス22巻(講談社)より引用

ということで、 最強の不良・ヤンキー漫画ランキング第2位は、『ナニワトモアレ』でした。
正式な続編の『なにわ友あれ』も激烈にオモシロイので、ぜひそちらも併せてチェックしてみてください!

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